Claude使い方、初心者がまず押さえる3手順
Claudeを初めて使う人は、次の3つの手順で始めます。①claude.aiで無料アカウントを作り、プライバシー設定を確認する。②最初の質問は「役割・目的・材料・形式」の4点を入れて書く。③返ってきた答えを直してもらい、よく使う指示は設定に保存する。ここまでは無料プランででき、最初の数分で仕事に使える答えを出すところまで進めます。

あなたに合うのはどれ?
ほとんどの人は、まず無料プランをウェブ版で使うところから始めれば大丈夫です。状況ごとのおすすめを下の表にまとめました。
| 状況 | まず選ぶもの | 最初に開くページ | 理由 |
|---|---|---|---|
| 初心者で、無料から始めたい | Freeプラン(ウェブ版) | claude.ai | 料金は0ドルで、ウェブ・デスクトップ・スマホで会話できます(料金ページ) |
| 仕事で毎日使う・すぐ上限に届く | Proプラン | 料金ページ | 無料より多く使え、月払いで20ドルです(2026年10月時点・最新は公式で確認) |
| 長い資料を一日中あつかう・予算がある | Maxプラン | 料金ページ | Proの5倍または20倍の量を使え、月100ドルからです(2026年10月時点・最新は公式で確認) |
| 会社のチームで使いたい | Teamプラン | 料金ページ | 管理機能があり、会話がモデルの学習に使われる対象外です(Anthropic発表) |
| ChatGPTやCopilotとどちらにするか迷っている | 先に使い分けの基準を読む | /chatgpt-claude-copilot-tsukaiwake/ | 仕事の種類によって向いている道具が変わります |
迷うときの目安はこうです。無料で1〜2週間使い、「上限に届いて作業が止まる日」が週に何度もあるなら、Proを考えます。
手順1:アカウントを作り、最初に2つの設定を確認する
登録はclaude.aiからでき、終わったら「プライバシー」と「Claudeへの指示」の2つを見ておきます。使い始める前に、次の条件を確認してください。
- 年齢:18歳以上であることが条件です(公式ヘルプ「Get started with Claude」)。年齢の確認を求められることもあります(公式ヘルプ「Age assurance on Claude」)
- 使う場所:ウェブ(claude.ai)、デスクトップ(Mac・Windows)、スマホ(iOS・Android)が用意されています(公式ヘルプ)
登録の手順
- パソコンのブラウザで claude.ai を開きます
- Googleアカウントで続けるか、メールアドレスを入力します
- メールで登録した場合は、届いたメールのリンクかコードで確認します
- 名前などを入力し、利用規約とプライバシーポリシーを読んで同意します
- 画面の真ん中に入力欄が出れば、登録は終わりです
画面の言葉は、時期や言語の設定によって少し変わることがあります。
確認1:プライバシー設定(会話を学習に使うかどうか)
Free・Pro・Maxプランでは、会話をモデルの学習に使うかどうかを自分で選びます(Anthropic「Updates to Consumer Terms and Privacy Policy」)。学習に使うのを許可すると、データの保存期間は5年になります。許可しない場合はこれまでどおり30日です(同じ発表)。
- 左下にある自分の名前の頭文字(イニシャル)をクリックします
- 「設定」を開き、「プライバシー」を選びます
- 学習の設定(英語の表示では「Help improve Claude」)のオン・オフを選びます
判断の目安:仕事の資料を入れる予定がある人や、社内ルールがはっきりしない人は、オフにしておくと安心です。設定はいつでも変えられます(同じ発表)。なお、オフにしても社外秘の情報を入れてよいという意味にはなりません。入れてよい情報は、会社のルールに従ってください。
確認2:Claudeへの指示(毎回の前提を一度だけ書く)
設定の中には、すべての会話に効く「Claudeへの指示」を書く欄があり、どのプランでも使えます(公式ヘルプ「Understanding Claude's personalization features」)。最初は空のままでかまいません。手順3で、ここに書く内容を作ります。
手順2:最初の質問は「4つの材料」で書く
最初の質問には、役割・目的・材料・形式の4点を入れます。「メールを書いて」とだけ入れると、あたりさわりのない答えになりやすいからです。公式ヘルプでも、頼みたいことは具体的に書くよう案内しています(公式ヘルプ)。
| 入れること | 書く内容 | たとえば |
|---|---|---|
| 役割 | 自分の立場・相手 | 「私は中小企業の営業課長です」 |
| 目的 | 何に使うか | 「取引先へのおわびメールを送りたい」 |
| 材料 | 事実・数字・元の文章 | 「納品が3日遅れる。原因は部品の入荷待ち」 |
| 形式 | 長さ・書き方・数 | 「300字以内、件名つき、2案」 |
そのまま使える入力のひな形
入力欄に次の文をはりつけ、【 】の中を書きかえて送信します。
私は【立場】です。
【目的】のために、【作ってほしいもの】を作ってください。
材料:
- 【事実1】
- 【事実2】
条件:【文字数】以内、【書き方(箇条書き・敬語など)】、【案の数】案。
分からない点があれば、書き始める前に質問してください。
最後の1行の「書き始める前に質問してください」を入れておくと、足りない情報をClaudeから聞いてくれるので、的外れな答えが減ります。
仕事でよく使う3つの例
- たとえば、メールの下書き:「上のひな形+相手との関係(初めての取引先か、長いつきあいか)」
- たとえば、会議メモの整理:メモをはりつけて「決まったこと・宿題(担当と期限)・次回の議題の3つに分けて、表にしてください」
- たとえば、資料の要約:入力欄の左下の「+」から「ファイルや写真を追加」を選んでPDFを付け、「部長向けに要点を5行で。数字は元の資料のまま」と書く
ファイルは1つ500MBまで、1回の会話に20個まで付けられます。PDFは1000ページまでで、100ページ以下なら図やグラフも読み取ります。101ページを超えると、読むのは文字だけです(公式ヘルプ「Upload files to Claude」)。ExcelのXLSXファイルを読ませるには、コード実行の機能をオンにしておく必要があります(同じページ)。
手順3:返答を直してもらい、よく使う指示を保存する
1回目の答えは「下書き」と考え、同じ会話の中で直してもらいます。最初から書き直す必要はありません。公式ヘルプでも、やりとりを重ねて質問を良くしていく方法を勧めています(公式ヘルプ)。
直してもらうときの言い方
- 長さ:「半分の長さにしてください」
- 調子:「もう少しやわらかく。でも『申し訳ございません』は1回だけに」
- 場所を決めて:「2段落目だけ直してください。ほかはそのまま」
- 理由:「この案にした理由を3つ教えてください」
- 確認:「事実と推測を分けて書いてください」
3回同じことを直したら、設定に保存する
「毎回『です・ます調で』と書いている」など、同じ直しを何度もしていると気づいたら、手順1で開いた「Claudeへの指示」に書いておきます。
- 左下のイニシャル →「設定」を開きます
- Claudeへの指示を書く欄に、たとえば次のように書きます
私は営業職の会社員です。返答は日本語のです・ます調で、結論を先に書いてください。
数字や固有名詞が不確かなときは「要確認」と書いてください。
- 保存して、新しい会話を始めます
仕事ごとに資料や前提を分けたいときは「プロジェクト」が便利です。無料プランでも5つまで作れます(公式ヘルプ)。プロジェクトに入れるファイルは1つ30MBまでです(公式ヘルプ)。
つまずきやすい所と直し方
困ったときは、まず画面に出たメッセージを読み、下の表で同じものを探してください。メッセージと直し方は、公式ヘルプ「Troubleshoot Claude error messages」をもとにしています(日本語の画面では、訳された言葉で表示されます)。
| 出る表示・困りごと | 原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 「5-hour limit reached - resets [時刻]」 | 5時間ごとの使用上限に届いた | 表示された時刻まで待つ。有料プランなら使用クレジットで続けることもできる |
| 「You've reached your weekly limit」 | 週ごとの上限に届いた | 表示された日時まで待つ。頻繁に届くならプランを見直す |
| 「Your message will exceed the length limit for this chat…」 | 会話やファイルが長すぎる | 新しい会話を始める。資料を分けるか、先に要約させてから使う |
| ログインでエラーになる | VPN、ブラウザの拡張機能、キャッシュ | VPNと拡張機能を切り、キャッシュとCookieを消す。status.claude.comで障害が出ていないかも見る |
| 「Due to unexpected capacity constraints…」 | 混み合っている(一時的) | 数分たってから、もう一度送る |
| 答えがふわっとしている | 材料が足りない | 手順2の4点を足し、「書く前に質問して」と入れる |
上限についての注意:無料プランで何回送れるかは、公式には数字で決まっていません。上限は5時間ごとの区切りで管理されていて(料金ページ)、そのほかに週ごとの上限もあります(公式ヘルプ)。長い会話を続けたり大きなファイルを付けたりするほど、早く上限に届きます。話題が変わったら新しい会話にするのが、上限を節約するいちばん手軽な方法です。
無料と有料の違い(料金の目安)
個人で使うならFreeかPro、会社でまとめて使うならTeamが候補です。金額はすべて米ドルで、公式の料金ページにもとづいています(2026年10月時点・最新は公式で確認)。
| プラン | 料金 | 主な違い | 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | ウェブ・デスクトップ・スマホで会話。5時間ごとの上限あり | まず仕事に合うか確かめたい人 | 毎日長い資料をあつかう人 |
| Pro | 月払い20ドル/年払い200ドル(月17ドル相当) | 無料より多く使える。Claude Codeも使える | 毎日の仕事で使う個人・個人事業主 | 週に数回しか使わない人 |
| Max | 月100ドルから | Proの5倍または20倍の量 | 一日中使う人、長い作業が多い人 | 初心者で、まだ使い道が決まっていない人 |
| Team(スタンダード) | 1人あたり年払いで月20ドル/月払い25ドル | 組織向けの機能。学習に使われない | 部署や会社で使いたい管理職 | 1人だけで使う人 |
| Enterprise | 1人あたり月20ドル+API料金で使った分。年払い、20人から | 監査ログなど高度な管理機能 | 大きな組織 | 小さなチーム |
デメリット・注意点:有料プランでも、使える量に限りはあります(Pro・Maxの量は料金ページで「*」つきの目安として書かれています)。スマホアプリから申し込むと、ストアの円建ての価格になり、ウェブとは金額が変わることがあります。申し込む前に、表示された金額を確認してください。
次にやること
今日やることは「登録」「プライバシーの確認」「ひな形で1つ仕事を頼む」の3つです。
①自分でやる人の今日の一歩
- claude.ai で登録し、「設定」→「プライバシー」で学習の設定を選ぶ(5分)
- 手順2のひな形で、今日送るメール1通か、会議メモ1つを整理させる
- 直しの言い方を1つ使い、気に入った書き方を「Claudeへの指示」に保存する
②自分でやるのが大変・早く確実にしたい人の選択肢
- Anthropic公式の無料講座(Anthropic Academy):費用は0円で、「Claude 101」などの講座があります(Anthropic Academy)。英語が中心です。向いている人:基本を公式の説明で順番に学びたい人。向いていない人:日本語だけで学びたい人、すぐ人に質問したい人
- Proプラン(月20ドル・2026年10月時点):向いている人:上限で作業が止まる日が週に何度もある人。向いていない人:まだ使い道が決まっていない人。まずは無料で十分です
- AIスクール:講師に質問しながら学べますが、費用は数万円から数十万円になることが多いです。給付金の対象になる講座もあるので、選び方は/ai-school-comparison-subsidy/にまとめています。向いていない人:Claudeの基本操作だけを知りたい人。それなら本記事と公式講座で足ります
③関係するこのサイトの記事
- ChatGPT Claude Copilot使い分けの基準
- AIスクール比較、給付金対象で絞る3つの軸
- ChatGPT GAS自動化、始め方の3手順(AIで作業を自動化したい人の次の段階)
よくある質問
Claudeは無料でどこまで使えますか?
Freeプランは0ドルで、ウェブ・デスクトップ・スマホで会話できます(料金ページ)。ファイルの読み込みや、5つまでのプロジェクトも使えます。ただし5時間ごとと週ごとの上限があり、送れる回数は公式に数字で決まっていません。
Claudeは日本語で使えますか?
日本語で質問すれば、日本語で答えが返ってきます。答えの言葉づかいをそろえたいときは、「Claudeへの指示」に「日本語のです・ます調で」と書いておくと、毎回入力しなくてすみます。
仕事の資料を入れても大丈夫ですか?
Free・Pro・Maxでは、プライバシー設定で会話を学習に使わないようにできます。Team・Enterpriseはもともと学習の対象外です(Anthropic発表)。それでも、入れてよい情報の範囲は会社のルールで決まるので、先に確認してください。
ChatGPTとどちらから始めればいいですか?
長い文章を読ませたり、ていねいな文章を書かせたりする仕事が多いなら、Claudeから始めるのも一つの方法です。どちらも無料プランがあるので、同じ頼みごとを両方に入れて比べると決めやすくなります。基準は使い分けの記事で紹介しています。
上限に届いたらどうすればいいですか?
画面に出た時刻まで待てば、また使えます(公式ヘルプ)。話題ごとに新しい会話にすると、上限に届きにくくなります。届く日が多いなら、Proを考えるタイミングです。
出典
- Claude 料金ページ(Plans & Pricing)
- Claude公式ヘルプ「Get started with Claude」
- Claude公式ヘルプ「Age assurance on Claude」
- Claude公式ヘルプ「Understanding Claude's personalization features」
- Claude公式ヘルプ「Upload files to Claude」
- Claude公式ヘルプ「Troubleshoot Claude error messages」
- Anthropic「Updates to Consumer Terms and Privacy Policy」
- Claude Status
- Anthropic Academy(公式講座)